2018年7月 ARCHIVES

ポイント解説!『中国海外商品消費マーケット攻略セミナー「海淘4.0」時代に日本メーカーはどの様に中国マーケットを攻略すればよいのか?』

弊社のパートナー企業でもあるFind Japanの西山社長のセミナーの内容の様子が、ECのミカタで公開されているので共有したいと思います。

ポイント①
海淘(ハイタオ):「中国本土の個人消費者が海外サイトで販売されている商品を、直接、またはソーシャルバイヤーに代理で購入依頼して輸入する(2013年中国文献翻訳)」ことを指しますが、
20代半ば~30代後半の女性が主な層で、彼女らの収入のうち、かなり多くの部分を化粧品や日用品につぎ込んでいます。
驚くべきことだが、その人口は2013年は1800万人とされていたが、今や1億人近く存在し、その数は急激な右肩上がりのカーブで増えています。
彼女らの、情報源、購入ルート、購入心理を正しく理解することが、まず客を知る第一歩です。

ポイント②
購入ルート
中国の消費者が日本の商品を購入する場合、主に以下のルートがあります。
1.日本の小売店・ECサイトから直接購入(訪日インバウンド消費)
2.転送会社・ソーシャルバイヤーなどを介して購入(並行輸入)
3.中国国内小売店・正規 ECサイトを介して購入(正規輸入)

2の並行輸入はメーカーではなかなか把握しにくい部分であるが、経済規模として日本国内だけで約2兆円ほどあり、それは1のインバウンド消費よりも2倍以上大きい。
そのため、2の商流に存在するバイヤーをいかにうまく使い、コントロールするかが重要になります。

ポイント③
プラットフォームとKOL
中国マーケティングの中で最も重要なのは、販売チャネルとプロモーションの質と規模です。
そして、それは商品のプロダクトライフサイクルによって、メーカーの取るべき戦略が異なる、ということです。
この点を理解することが、正しいマーケティング戦略を取るうえで非常に重要なポイントです。

現在、weibo、we chat、REDがプラットフォームとして非常に重要な役割をはやしているとともに、
こうしたプラットフォームで存在感を発揮しているKOLによる配信の量と質が決定的に重要となっている。

とりわけ、プロダクトライフサイクルごとに取るべき戦略は異なっており、
まだ認知度の少ない段階で、代理商と独占契約をしたり、いきなり天猫などのBtoB、越境ECに手を出すと失敗することが多いです。
過去にそんな失敗の経験をしたという心当たりはないでしょうか?

御社の大切な商品がヒットし、長い期間御社の収益の柱にするためにも、マーケティング戦略を一緒に考えてみませんか?
ごくらく株式会社は企業の海外進出、マーケティングのサポートを行っています。

資生堂化粧品が中国で突如売れ出した  若者の自己顕示とSNSの魔術

資生堂が中国市場で台頭しているというニュースです。

ソーシャルメディアマーケティングとEC戦略にライバルの後塵を排していた資生堂ですが、
2017年の資生堂の中国市場における売上高は1443円、前年同期比22%増、営業利益も前年の52億円から113億円へと倍以上の増加(117%増)を果たしています。

記事の中でも書かれているが特筆すべきは、その年齢層で、日本における資生堂の年齢層は40代、50代が主力であるのに対して、
中国大陸では25歳から35歳と年齢層が若いことです。
まさに、ハイタオ(25~35歳)の心をつかんだということがわかります。
プロモーションの内容も、中国の人気歌手をKOLに起用しWEIBOでプロモーションを行い、話題性、爆発性を持たせて行うプロモーション戦略が当たっています。

現在の中国マーケティングは、こうした大型KOLを起用して、販売を同時に仕掛ける形が主流になっています。
逆にこうしたパターンに乗らない戦略では成功には程遠く、WEIBO上でのソーシャルメディアプロモーションと、それにシンクロした販売チャネルの構築というのが成功での必須条件となっています。

また、中国の大学生のような若者が、所得のうちの4分の一程度まで、化粧品、美容に費やすというのは驚きです。
若いうちからお客を囲い込み、ファンを作ることで、化粧品メーカーとしては長期的な収益基盤にもつながります。

ロイヤリティカスタマーを捕まえるためのKOLプロモーションは、今や化粧品メーカーとしては必須といっても過言ではありません。

ごくらく株式会社は企業の海外進出、マーケティングのサポートを行っています。


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