日本で勢いずくコンビニがインドネシアでも絶好調
ユニーホールディングスと統合の調整に入った、コンビニエンスストアのファミリーマート。日本国内では、コンビニ市場は飽和状態といわれている中、ファミリーマートは、インドネシアに早期に出店し、成功をおさめている。
ではどのようにしてファミリーマートはインドネシアで成功をおさめているのか。
1、インドネシアのファミリーマートは2階建て。
1階は日本と同じように、商品棚があり、ずらりと商品が陳列されています。日本と大きな違いは2階にはイートインスペースというカフェスタイルのスペースがあります。
ここには、コンセントやFreeWifiが完備されており、若者たちがここで時間を潰せるようなスペースを設置しています。日本は逆に長居ができないように、雑誌が読めないように袋とじにされています。
なぜ、カフェスタイルがインドネシアで受け入れられるかというと、もともとインドネシアのローカルの人々は、屋台などで商品を購入するとその場で食べる習慣があります。若者であれば、その場に座って食べることもしばしばあります。
イートインスペースは、インドネシア人の習慣である商品を購入したらその場で食べるというニーズを満たしています。FreeWifi も完備しているため、その場での快適さがファミリーマートへの来店の要因になっています。
2、日本の独自の文化をそのまま輸出しています。
日本のコンビニの特徴である、おにぎりや、おでんなどはインドネシアのローソンでは積極的に展開しています。ローカライズに日本の形態を変貌させるだけでなく、日本のアイデンティティを生かしながら、現地企業に変貌していることが一つの成功の要因となっています。
インドネシアでは日系のコンビニエンスストアは台頭しています。ファミリーマートは現在2店舗ですが、5年後には500店舗の出店計画が予定されています。ローソンに関しては、10年で1万店舗を超える出店を計画しています。
ローカライズと、独自の文化、この2つを同時に進行することがインドネシアの成功の要因となっているようです。今後、日本企業がインドネシアに進出する際の参考になるのではないでしょうか?
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