拡大し、変化する訪日外国人の消費。

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訪日外国人の消費がモノの購入から体験型へとシフトしはじめている。

成熟した先進国の観光客は、もちろんブランドの購入を目的とした旅行もありますが旅行の醍醐味といえば、買い物よりも、観光地での体験やアクティブティや、おいしいものを食べること。

 2016年のブームであった中国人の爆買いが終焉し、モノから体験へと明確にシフトしはじめている。

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2015年の買い物の割合は41.8%、2016年の買い物の割合が38.1%へと低下している。

交通費が10.6%➡11.4%へと上昇しています。これは団体旅行から個人旅行へとシフトしていることが考えられます。

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訪日外国人の国別の一人当たりの費用別旅行支出では、爆買いの牽引役であった、中国人の消費は前年比マイナス18.4%。 それ以外に、韓国、台湾、タイ、シンガポールなどの国においても、例外なくマイナスとなっています。

訪日客数が増加しているにも関わらず、全体の消費が落ちているのは、目的が買い物から、体験型、個人旅行へと変化している証拠です。

特に中国人の訪日客に対する情報提供は、[旅前]にソーシャルメディア、微博や微信で本土の中国人への情報を届けることが必須です。

ごくらく株式会社は微博(WEIBO)、アリペイを活用した海外進出、越境EC、訪日外国人に向けたインバウンドマーケティングを行っています。

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このページは、GOKURAKUが2017年2月28日 12:01に書いたブログ記事です。

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