IMG初日

1人で海外に行って不安な中でIMGのスタッフの方は英語が苦手な僕でもゆっくり話してくれて間を取ってくれたりと配慮が素晴らしかったです。
移動もバスを使用しスタッフの方が荷物を乗せてくれたり安全運転をしてくれたりとIMGの選手のことをちゃんと考えてくれていました。
初めて入ってくると周りの子達は友達同士で固まってるからできるだけ早く友達を作ったほうがいいと思います。
相手が会話で何を言っているのかなどが理解できない場面が多いからこそゆっくり話してもらうことや、分からないなら翻訳機を使うなどしてみると会話が成立します。

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IMG 2日目

初めての練習はコーチが何を言っているかは全くわからないけど、その場の動きを見たり他の練習生を真似ればそれなりにいけます。
外国人は初め自分に全く興味なさそうだけど、実力を認められればグータッチをしてきて名前を聞かれたりします。
全ての練習の後は自由時間なので部屋の買い物に行ったりプールに行ったりするのがいいと思います。

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IMG 3日目

IMGの朝ごはんはアメリカなので結構重いです。インスタントの味噌汁を持っていくのをお勧めします。夜の6時から試合を行い気づいたことはある程度話せなくても「nice」や「good」と言って握手をしに行けば自然と相手も受け入れてくれるのであまりプレーなどに自信がなくてもとりあえずは握手をしておくのがいいと思います。
最初は結構寂しいですが少しずつ環境に慣れ状況を受け入れ始めます。

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IMG 4日目

4日目は水曜日なのでレクリエーション的なものを行います。サッカーはサッカーテニスをしました。いつもだと午前練習の後に筋トレがあるのですが今日はメンタル面についてのトレーニングがありました。具体的にはゲームをして協調性を高めることやプレッシャーを感じる場面を振り返りどう切り抜けるかなどを考えました。IMGにもだいぶ馴染(なじ)んできているのでこの辺で夜に出歩くのをお勧めします。とてもたくさんの出会いがあります。

⑫2025年8月IMG-ssummer-camp-4日目.jpg




IMG 5日目

耳が英語に慣れ始め相手が何を言っているかなど意味がわからなくても感じ取れるようになります。ホームシックも無くなってきて練習に真剣に取り組めるようになります。個人的に5日目の練習が1番集中できました。慣れた頃にピザパーティーなどに誘うと最高です。自分たちもしましたがとても盛り上がり仲が深まります。最初ここに来た時はパーティーなんて絶対無理と思いますが意外に慣れてくるとやりたくなってきます。

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IMG 6日目

6日目はIMG最後の練習なのでこの時にたくさんハイタッチしたり少しでも自分から関わりがなかった子に近づいて行くのをお勧めします。
プールなどに行ったり最後だからこそやりたかったことを全てやり切ってから1日を終えるべきだと思います。

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まとめ

この1週間を通して感じたことは1番は全員が言うと思いますが英語力の中でも単語力だと思います。外国人の英語はほぼ共通なので話せるのは当然で日本は全く発達していないのでついて行くのが難しいです。外国人は最初から日本人が英語を話せると思っていないだろうしこちら側もそんなに上手く話せないからこそ「ゆっくり話して」と言うことで通常よりは聞きやすくなりそこにプラスして単語力があると会話が成り立ってきます。ですが基本は年齢が一緒だったり近いので日本も外国も話す内容はほぼ同じで男の子ならとてもしょうもないことをたくさん話すと思います。自分も実際幼稚な内容で友達とずっと笑っていました。
もう一つ大事なのは覚悟だと思います。飛行機に乗るまでは「まあ、いけるか」や「最悪開けぱなしでいいや」みたいに気軽に考えてしまうものですが実際行ってみると親に会いたくても会う手段がなく寂しくなったり、英語が話せないから入国審査で引っかかったり、話すことができないなどして話し相手ができず絶望するので絶対にそれなりの覚悟は必要です。覚悟をしておけば臨機応変に対応することができると思います。
IMGのスタッフや選手など外国人の友達なのでノリもいいしとても優しいです。IMG内では心配することも少なくとても充実した生活が送れます。

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IMGアカデミー0日目

IMGアカデミーに着いた日と、その翌日は準備期間となっているため0日目とします。
着いた当日(8/10土曜日)はチェックインをし、パスポートを預けて、自分のIDカードとアカデミーのマップをもらった後、夕食をとって就寝するだけでした。食堂はとても綺麗で、並んでるおかずをバイキング方式で取っていく感じです。自分のIDをかざすだけでおかわりも含め無料で食べられます。廊下にあるハンバーガーなどを売っているお店で買うとお金が必要になるので要注意です!
翌日(8/11日曜日)は昼の12時〜5時の間に自分が参加するスポーツのコーチに挨拶をしに行く必要があり、そこで名前の確認、自分がどんなコースを選んだかなどの確認をされ、1週間のタイムテーブルを渡されます。その後はフリーなのでチェックイン時にもらえるアカデミーのマップを見てタイムテーブルに記されている施設を回ってみると、練習が始まった時に困らないで済むので、おすすめです。
また、用品店のようなところに初めて自分のIDを見せると、IMGアカデミー仕様のカバン、シャツ、水筒が無料でもらえます!!
寮は4人一部屋となっており、8月10日に来ていたのは、比較的アメリカから遠い国の人たちという印象で、僕の場合は他の3人はアメリカ2人ブラジル1人だったためみんな8月11日に来ました。10日のうちに日本人(話せる人)を探しておくのがいいと思います。

志龍

IMGアカデミーの正門.jpg
(IMGアカデミーの正門)
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(食堂)




IMGアカデミー1日目

僕は野球のコースで行ったので、これからは野球コース中心に話していきます。
1日目は、フィールドハウスという施設に集合しました。元々はタイムテーブルに書いてなかったですが、teamworksという1日の予定が送られるアプリにコーチから連絡がきてました。なのでこまめにチェックしておいた方が良いです。
フィールドハウスではまず年齢で分けられ、その後ピッチャートレーニング志望の人だけ別の部屋に行きました。他の内野トレーニング、バッティングトレーニングの人はコーチたちの職員室のようなところへ連れてかれ、これからどんなことをさ練習するのか、どんなことを意識すべきかなどの話を聞きます。(中学生以下はすぐに外へ行ってたので、即トレーニングしてたと思います。)その後、どこのグラウンドに集合か伝えられるのでそこへ行き、1時間45分のトレーニングが始まります。内容としてはボールの取り方や、フォームを確認したりって感じです。その後45分の休憩があり、休憩後はそのまま昼食でした。
昼食をとった後、午後1時に同じグラウンドへ集合してまた、1時間45分のトレーニングが始まります。体感午前より少しだけ本格的な練習が増えた感じです。
トレーニング第2部が終わった後、30分休憩して「Core Mental Performance 」というものがパフォーマンスセンターというところの2階で行われます。内容としては、プロ野球選手が何を大切にしているのか、など精神面的な授業でした。
その後は夕食をとりフリーです。
一緒にアカデミーのキャンプに参加した中学生の向島守弘琉君は、
「アメリカ人と沢山話せて名前も覚えてもらい嬉しかったです!
コーチともコミュニケーションがたくさんとれたので楽しかった。アメリカで初の野球が出来てとても感謝です。」と、感想を残しています。

志龍

フィールドハウス.jpg
(フィールドハウス)
パフォーマンスセンター.jpg
(パフォーマンスセンター)




IMG アカデミー2日目

2日目以降の日程もタイムテーブルを見た感じ、1日目とそんなに変わりません。
2日目の練習は守備位置ごとに特化した練習でした。今回の場合、ファースト、セカンド、ショートの3つに分かれ(サード希望がいなかった)1人ずつコーチがついて細かい技術やポイントを教えてくれます。練習内容は簡単なものばかりなので、英語が理解できなくてもまずは見て内容をしっかり把握して真似することが大事だと感じました。
1日目との大きな違いはトレーニング第2部後の、「Core Mental Performance 」が筋トレになることです。場所は「Core Mental performance 」と同じパフォーマンスセンターの一階です。ここでも、英語の指示が分からなくても、周りがやっていることを真似すればOKです。あとは夕食をとって2日目は終了です。
アメリカ在住のキャンプ参加者(野球)は、「基本的なことであってもより細かく教えくれるし、長年やっている野球をしているが学ぶことがたくさんあった。」と、コメントしています。

志龍

筋トレ器具1.jpg
筋トレ器具2.jpg
(筋トレ器具)




IMG アカデミー3日目

IMGアカデミー3日目、朝にteamworksを確認するといつものようにグラウンド集合ではなく、フィールドハウス内にあるロッカールームに集合と書いてありました。そこでは、外野にボールが飛んで行った時の自分のポジショニングや、プロの選手の動きを映像で見て確認する時間が取られました。それを見たあといつものグラウンドへ集合して、今学んだものを実践する時間です。
また、守備の練習は3日目のトレーニング第1部で終了で、午後の第2部から4日目、5日目はバッディング(現地ではヘディング)の練習になります。
バッティング練習初日は、下から投げてもらうトスバッティングが中心です。最後時間が余ったらマシーンを動かして実際の速さのボールを打つことができます。面白いなと思ったのが、3ゲージあるうちの真ん中のゲージにはセンサーが付いていて、自分が打った球がヒットなのかフライでアウトなのかなどをモニターでシミュレーションしてくれるところです!!練習の後コーチが明日の集合場所などを話して練習終了です。
3日目は、2日目で筋トレをしていたところがストレッチになります。ここでも周りを見て真似していきましょう!!
3日目にもなると、ルームメイトがどんな人か、1日はどんな流れなのかなど慣れてくることが増えてくるので、友達と行動したり自分一人で行動できたりしてくると思います!

志龍

バッティング練習場の様子.jpg
(バッティング練習場の様子)




IMG アカデミー4日目

4日目もバッティング練習です。3日目の練習後に、コーチがお知らせしていたように、まずはフィールドハウスの2階に集合です。朝にteamworksを確認しても、集合場所に関する連絡はなかったため、コーチの話を聞き逃すと場所が分からない事態になってました,,,練習の指示は真似すればいいですが、「時間や場所について話してるなぁ」と思ったら、聞き逃さないように注意した方がいいですね!
フィールドハウスの 2階では、3日目の練習でコーチが撮影した自分のバッティングの動画とプロ選手のフォームなどと比較しながら、直した方が良いところを指摘されます。その後外へ移動して実践です。
午後からの練習も、午前とあまり変わらずマシーンやトスバッティングを通してひたすらにコーチからアドバイスを受け、実践で直していく流れでした。
4日目は、筋トレやストレッチもなく、夕飯を食べてフリーです。

志龍




IMG アカデミー5日目

5日目は、練習最終日です。いつものように午前練習に向かいます。
午前練習が終わってからが特殊で、朝にteamworksを確認すると、「午前練習が終わったら自分のIDカードと携帯を持ってEast summit roomに来てください!!」と連絡が来ているので、指示に従って動きましょう。(East summit roomはフィールドハウス2階です)そこでは、QRコードの書いてあるカードを渡されてそれを読み取ると、「ここのアカデミーでの体験はどうだったか」、「改善点があったら教えてください」と言った内容のアンケートがありました。もちろん英語の文章ばかりですが、コーチも近くにいてサポートしてくれるので安心して回答できます。
アンケートが終わったら、いつも通りお昼を食べて午後練習です。午後練習後はパフォーマンスセンターで筋トレをして夕飯食べてフリーです。
初日にチェックインした時に現地のスタッフ(多分日本人スタッフが付いてくれます!)からも伝えられますが、帰国前日中にパスポートを預けたカウンターまでパスポートをもらいに行かなければならないので、隙を見てとりに行きましょう。僕は昼ごはんを食べた後に行きました。場所は預けたところと同じで、自分のIDカードを持っていきましょう。最後に「ここにサインちょうだい」と言われるので、指示通りに書いてください。(預ける時も受け取る時もイニシャル書くだけのサインです)

志龍

アンケートのQRコード用紙.jpg
(アンケートのQRコード用紙)
コーチからのメール.jpg
(コーチからのメール)




まとめ

最後に、IMGアカデミーでの生活で感じたこと、学んだことをまとめていきます。
まず、みなさんが一番気になっているであろう英語力についてですが、一番勉強しておいた方がいいと感じたのは英単語です。リスニングはその場の雰囲気や、聞き取れなくても周りを見れば何をするべきかなどが分かります。話す時も、文法は完璧じゃなくても現地の人たちはなんとなくで感じとって通じ合うことができます。しかし、単語力が全くなしの状態だと、雰囲気やなんとなく感じとることもできなくなってしまいます。実際、僕もいくつか分からない単語があって仕方なく聞き返して簡単な言い方に直してもらう盤面が何回かありました。そのため、英語単語の勉強を優先的にしていくべきだと思います。
次にアカデミーでの生活面ですが、とっても快適です。練習開始時間がすごく早いこともなく、終わるのがすごく遅いこともなく、ちゃんと自由時間や休憩の時間も確保してくれるので安心していいと思います。食事面についても白米の出る頻度は少ないですが、おかずはどれも美味しくて「何も食べられない!」ということには絶対になりません。強いていうなら、 2段ベットの 2段目になると冷房がガンガンに当たるので、寝る時に着る長袖を一枚持っておくといいかもしれません。
僕はこのIMGアカデミーのキャンプに参加して本当に良かったと思います。確かに始めは、想像以上にネイティブスピーカーの英語が早かったりスラングが混ざっていたりして焦っていましたが、何日が過ごしていると耳も慣れコミュニケーションが取れるようになっていきます。自分のスポーツ能力を向上させながら、本場の英語に触れ英語力も向上させられる機会はそんなに多くないので、ぜひみなさんも僕のように1週間だけでもIMGアカデミーのキャンプに参加してみてください!!

志龍

ポイント解説!『中国海外商品消費マーケット攻略セミナー「海淘4.0」時代に日本メーカーはどの様に中国マーケットを攻略すればよいのか?』

弊社のパートナー企業でもあるFind Japanの西山社長のセミナーの内容の様子が、ECのミカタで公開されているので共有したいと思います。

ポイント①
海淘(ハイタオ):「中国本土の個人消費者が海外サイトで販売されている商品を、直接、またはソーシャルバイヤーに代理で購入依頼して輸入する(2013年中国文献翻訳)」ことを指しますが、
20代半ば~30代後半の女性が主な層で、彼女らの収入のうち、かなり多くの部分を化粧品や日用品につぎ込んでいます。
驚くべきことだが、その人口は2013年は1800万人とされていたが、今や1億人近く存在し、その数は急激な右肩上がりのカーブで増えています。
彼女らの、情報源、購入ルート、購入心理を正しく理解することが、まず客を知る第一歩です。

ポイント②
購入ルート
中国の消費者が日本の商品を購入する場合、主に以下のルートがあります。
1.日本の小売店・ECサイトから直接購入(訪日インバウンド消費)
2.転送会社・ソーシャルバイヤーなどを介して購入(並行輸入)
3.中国国内小売店・正規 ECサイトを介して購入(正規輸入)

2の並行輸入はメーカーではなかなか把握しにくい部分であるが、経済規模として日本国内だけで約2兆円ほどあり、それは1のインバウンド消費よりも2倍以上大きい。
そのため、2の商流に存在するバイヤーをいかにうまく使い、コントロールするかが重要になります。

ポイント③
プラットフォームとKOL
中国マーケティングの中で最も重要なのは、販売チャネルとプロモーションの質と規模です。
そして、それは商品のプロダクトライフサイクルによって、メーカーの取るべき戦略が異なる、ということです。
この点を理解することが、正しいマーケティング戦略を取るうえで非常に重要なポイントです。

現在、weibo、we chat、REDがプラットフォームとして非常に重要な役割をはやしているとともに、
こうしたプラットフォームで存在感を発揮しているKOLによる配信の量と質が決定的に重要となっている。

とりわけ、プロダクトライフサイクルごとに取るべき戦略は異なっており、
まだ認知度の少ない段階で、代理商と独占契約をしたり、いきなり天猫などのBtoB、越境ECに手を出すと失敗することが多いです。
過去にそんな失敗の経験をしたという心当たりはないでしょうか?

御社の大切な商品がヒットし、長い期間御社の収益の柱にするためにも、マーケティング戦略を一緒に考えてみませんか?
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資生堂化粧品が中国で突如売れ出した  若者の自己顕示とSNSの魔術

資生堂が中国市場で台頭しているというニュースです。

ソーシャルメディアマーケティングとEC戦略にライバルの後塵を排していた資生堂ですが、
2017年の資生堂の中国市場における売上高は1443円、前年同期比22%増、営業利益も前年の52億円から113億円へと倍以上の増加(117%増)を果たしています。

記事の中でも書かれているが特筆すべきは、その年齢層で、日本における資生堂の年齢層は40代、50代が主力であるのに対して、
中国大陸では25歳から35歳と年齢層が若いことです。
まさに、ハイタオ(25~35歳)の心をつかんだということがわかります。
プロモーションの内容も、中国の人気歌手をKOLに起用しWEIBOでプロモーションを行い、話題性、爆発性を持たせて行うプロモーション戦略が当たっています。

現在の中国マーケティングは、こうした大型KOLを起用して、販売を同時に仕掛ける形が主流になっています。
逆にこうしたパターンに乗らない戦略では成功には程遠く、WEIBO上でのソーシャルメディアプロモーションと、それにシンクロした販売チャネルの構築というのが成功での必須条件となっています。

また、中国の大学生のような若者が、所得のうちの4分の一程度まで、化粧品、美容に費やすというのは驚きです。
若いうちからお客を囲い込み、ファンを作ることで、化粧品メーカーとしては長期的な収益基盤にもつながります。

ロイヤリティカスタマーを捕まえるためのKOLプロモーションは、今や化粧品メーカーとしては必須といっても過言ではありません。

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中国「ライブ動画ネット通販」の衝撃、放送中に食事やナマ着替えも

中国の消費者の消費スタイルの変化とそのスピードには驚かされることばかりだ。
海外産の商品を購入し、身に着けるハイタオ属の消費者も、ついにライブ動画ネット通販のスタイルが浸透しつつある。
タオバオ恐るべしである。

テレビはいらないのだ。テレビショッピングのような一方的な情報ではなく、
タオバオでライブ動画中継される投稿内で会話が飛び交う。
ここで売買が成立するのだ。

海外に行かなくても、携帯一つで自分のコメントに対して反応してくれるバイヤーやKOLが代わりに購入してくれるシステムだ。
中古品やこだわりのもの、成分チェック、流行情報などがライブで通信できるのだ。

こうした販売スタイルの変化を企業は無視してはならない。
このライブ動画スタイルこそが、これからの世代の中国の消費者、とりわけハイタオ族の購入スタイルそのものだからだ。

メーカーや代理商としては、友好的にプロモーションをしてくれるKOLが非常に重要になってくる。
こうしたトレンドを取り込みつつ、マーケティング手法も今後どんどん変化していくことになるだろう。

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中国政府、7月から輸入化粧品の関税を大幅下げ

多額の貿易赤字を抱える中国ですが、7月から輸入化粧品の関税を大幅に値下げするというニュースが入ってきました。

WTOメンバー国、あるいは中国と関税互恵協定を結んでいる国・地域からの輸入品に適用される「最恵国税率」について、
化粧品関連を見ると、リップやアイ関係商品が10%から5%へ、ネイル商品が15%から5%へ、
アイプロ・アイライナーが25%から6%へ、フレグランス用スプレーが18%から6%へ、
ファンデーションおよびパフが18%から6%へそれぞれ下がります。

これにより、輸入化粧品の中国流通価格が下がるため、
輸入化粧品にさらなる商機が到来します。

中国国内メーカーあるいは現地生産企業は今後コスト削減の努力を迫られるとともに、良質なものが安価に普及してくるため、
取り巻く環境が厳しくなってきて、ある程度質を追求しないと難しくなってくるでしょう。

一方で日本も含めた外国勢にとっては商機拡大で、一般貿易によって輸出入された商品の市場流通価格が競争力を持つことにより、より越境ECや代理商を通じた取引が活発化していくことでしょう。

中国の消費者はタオバオを中心としたCとCマーケットで商品を購買するというスタイルが定着していますが、
今後他の越境ECとの価格差が縮まることから、消費者の消費行動にどう影響を与えるか、今後の消費者の消費動向から目が離せません。

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鍵はKOLの活用と販売戦略。ヒット商品「フジコポンポンパウダー」の中国でのマーケティング戦略とは

2017年の中旬から中国越境EC市場やインバウンド市場は大きな転換期を迎えています。今までの中国消費者向け人気商品の生まれ方とかなり変わってきて明らかに「仕掛け型商品」が市場を押さえ始めているんです。
この動きを 「海淘4.0(ハイタオ4.0)」と定義されます。
日本メーカーは戦略や組む相手を間違えなければ会社の規模を問わず、戦えるようになりました。

中国市場をどのように攻略するべきか、一つの成功事例として、ヒット商品「フジコポンポンパウダー」のメーカーの社長のインタビュー記事が載っていますので、共有させていただきます。

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在日中国人が「真の日本」を発信するSNSが中国で大人気
http://diamond.jp/articles/-/167775

訪日客や日本の商品を買いたいと思っているハイタオユーザーにとって、欠かせないのが在日KOLの人たちです。
日本のリアルな生活や生のライブは何十万、何百万人もの中国人に視聴され、ソーシャルメディア上で話題となっています。

彼女たちはKOL(Key Opinion Leader)と呼ばれる人たちで、たくさんのフォロワーを抱えて、ありのままに情報を発信してしていく人たちで、日本のメーカーにとって、自社の商品をPRしていくにあたり、極めて重要な役割を担う存在になります。

ポイントは2つあります。
一つは在日の中国人であるということ。
もちろん、在中の中国人KOLを使ったプロモーションも、悪いわけではありませんが、情報の信ぴょう性やインプレッションの計測など、日本人が起用するにはなかなか難しいハードルもありますし、情報の受け手となる中国人も、日本の商品をなぜ在中の中国人が中国大陸から紹介しているのかということについて違和感を覚える人も少なくないでしょう。
そのため、日本企業が日本で販売されている商品をPRしたいときには、在日の中国人KOLを使うということが、実は最終消費者(ユーザー)にとってもすんなり情報として入ってくるという意味で優れているのです。

二つ目は、KOLにもランクがあるということです。会員数の違い、影響力の違い、抱えているフォロワーの違い(年齢層・地域分布)、あるいは得意ジャンルといった違いもあるということです。
中にはKOL自身でインターネット上に店舗をもって、運営しているKOLもいます。
名前が中国語なので、日本人ではどのKOLが影響力あるのか、自社の商品のPR、あるいはインプレッション獲得数を考えたとき一番良いのか、ということについてわからない方が多いと思いますが、こうしたKOLの違いをよく調べて、自社にふさわしいKOLを選定することも、非常に重要です。

KOLプロモーションを行わずに、何もしないで自然に物が売れていくということは、滅多にありません。(たまに、ヒット商品と類似しているため何もしないで売れたりすることもあります)
御社の商品のPRにふさわしいKOLをいまいちどご検討されてはいかがでしょうか?

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アリババがレンタル市場に進出、「万物借りられぬ物なし」うたう淘宝租賃

今日の注目の記事は、アリババがレンタル市場に進出というニュースです。
日本でも「シェア」するサービスが登場し、日本人の習慣にも少しずつ根付きつつありますが、
中国でもこの新しい淘宝租賃のサービスで一気にこうしたシェアビジネスが拡大しそうですね。

それも、オーソドックスなものではなく、需要期間の短いものや頻度の少ないものをメインとしており
こうしたサービス・需要を集めるのもすごいなと思います。

iphoneから個人用の映画館、クルーザーまで、その範囲は多岐にわたります。

「買いたい」だけではなく「借りたい」もかなえてしまうアリババの新サービスにも目が離せません。

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アリババが1日で2.9兆円を売り上げたカラクリ
独身者の日を盛り上げた影の主役「花唄(ホワベイ)」とは

昨年の独身の日のアリババの売り上げが、一昨年をはるかに越して増加しました(1206億元から1683億元(約2.9兆円))が、その背景にはオンライン決済システムの強く影響していました。

まずこの2.9兆円の約9割はオンライン決済によって支払われており、その中でも存在感を見せたのが、よく知られたアリペイなどとはまた違う花唄(ホワベイ)が40%も占めたという。

決済スピードが早く、また一昨年のW11でも商品争奪戦の上繰り広げらえる獲得競争に、ホワベイを使えば獲得に成功できるなどの情報もあり、
一部の中国メディアではホワベイによる決済が最速で成功率も最高との報道もあったそうだ。

ホワベイはいわゆる与信限度額のある後払い方式(クレジットカードに近い)で、
W11に限って、与信限度額を増やし、購買意欲をそそったことも功を奏している。

与信限度枠を増やし、支払い遅延などは発生していないのか、との疑問がわくと思いますが、
これまた驚きでホワベイ利用者の99%が期限内に返済しているという。

延滞してしまうと自身の信用記録に支障をきたす仕組みになっているためで、
アリペイなどの日常的な決済にも影響がでてはいけないためだ。

W11には消費者の購買意欲をかき立てるセールと、それに柔軟に対応できる「信用」取引の決済システムをうまく連動させるからくりが存在しています。
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