日本人の皆さんなら、まずLINE,FACEBOOK,MESSENGERなどのアプリをほとんどの方がつかわれているのではないでしょうか?
そんな身近なアプリもお国が違えば、みな違うということで、またワールドワイドの良いサービスでも、特定の国では認知度が低かったりとか、ところかわればみな様相が個となります。
日本は、世界は 人気アプリにみる新潮流
最近台湾に10年ぶりくらいに行く機会があって、当時はMIXIなどが全盛期であったのでまだFACEBOOKもマイナーでしたが、
行って驚いたのは、台湾人の多くがLINEユーザーであったことです。
中国人がWe Chatを日常的に使うのは有名ですが、台湾の人はWe ChatではなくLINEユーザーでした。
親日国であるので日本の文化や類似の制度・習慣が多くのこっている台湾ですが、台湾の人がLINEで無料通話を日常的にしていたりと、ここまで日本の商品が生活に根付いていて驚きました。
そしてご存知中国大陸は、日本や台湾とガラっと異なり、アリババグループとテンセントグループのサービスにどっぷりつかっている国です。
左のラインキングは中国人がダウンロードしたゲーム以外のアプリのランクングを月別に示しているものです。
見ていただければわかりますが、We Chat、Weibo、アリペイ、タオバオ、QQと、日本人にはなじみのないアプリが中国では主要なアプリになっています。
ポイントはここにFACEBOOKやGOOGLE、YOUTUBE、TWITTERやWHATSAPPなどの世界的にはメジャーなアプリが一切ないことです。
中国人にはこうした世界的なアプリが普及していないということは、まず第一に中国人を最終消費者としてターゲティングしていくうえで欠かせないことです。
すなわち、ソーシャルメディア上でマーケティングをしていくうえで、FACEBOOKやTWITTERやGOOGLEでさえも、中国のアプリに比べるとほぼ効果がないということです。
そのうえで、中国人に物を販売していくときに、どのように認知を高めていくか、どのような購買行為を行っているのか、どのようなコミュニケーションが行われているのか、We ChatやWeiboなどのそれぞれのアプリの強みは何か、それらの特性を正しく理解した上で、マーティング戦略を取っていくことは極めて重要です。
みなさんは、中国人の行動特性をどこまで認識されていらっしゃいますか?
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