●訪日外国人が1300万人を突破。路線図だけでなく、東京の価値を伝えるサイトに、
●2015年3月のサイトアクセス数はついに、月間100万PV越え。
●日本を伝える、写真や動画を駆使したコンテンツ
●東京の地下鉄143駅(うちメトロ108駅)で無料Wi-Fi
東京メトロサイト
http://www.tokyometro.jp/index.html
グローバルサイトにしたことにより、東京メトロのWEBサイトはどれほど使いやすくなったのか?検証してみます。
月間のPV数は2015年4月の時点で72万PVとなっています。2015年3月の時点のPV数は月間100万PVを越えています。
サイト閲覧どの国が多いか見てみると、日本が全体の66%、続いて台湾13%、アメリカ4%となっています。訪日外国人として圧倒的な影響力がある中国人は、ほとんど使っていません。東京メトロのアプリを使っていることは考えにくく、観光大型バスが主流と考えられます。
中国人は、地下鉄を使っていろんな場所に個々人で行くわけでなく団体でお店に押し寄せます。
これが、国内最大規模の免税店 ラオックスに一斉に押し寄せる。
中国人のその名のとおりの爆買いです。
ソーシャル運用を見てみると、全体の2%強のため、それほど機能していません。
サイトトップページを見てみると、スマホ対応がされており、非常にシンプルで見やすい構造です。言語は3カ国語で日本語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語です。
路線図もわかり易くなっています。東京メトロのアプリもあるため、Wi-Fiがつながらない時も使えます。このあたりの配慮はさすがといった感じです。
外国人のためのサポート一覧です。コンシェルジュのようなイメージなので、困ったときは非常に助かります。
地下鉄に表記されている、路線ごとの色分けもサイト内で把握できるようになっているため、何もわからない外国人が見ても非常にわかり易いです。15年程前、シンガポール電車を使っていた際は、数字で駅名が表記されていました。わざわざ駅名を覚えることはしないので、日本でも数字で表記されればと思っていましたが、今ふと気づくと、日本の地下鉄にも番号がふってある!これっていつから?
アトラクションも、テキストベースではなく、路線図に合わせた形で記載されていますので、今いる場所を確認しながら、近くのアトラクションを探すことができます。有名な富士山も、外国人からしてみれば、東京からどれぐらいの距離かわからないので、この地図ありきのアトラクション紹介も外国人にとっては非常にありがたいコンテンツです。
さて、最近使ったタイ王国の電車はどうなっているかというと
改札は一般的な改札です。
路線マップも一般的です。東京と違って複数路線が入り組んでいないため比較的シンプルでわかり易いです。
切符購入マシーンのすぐ近くにあったこの機械。いったい何を買うためのものかまったくわからず、たぶんスイカのようなカードを購入するものだとは推測できますが、ウサギのマークを画面にかざさなければいけないと読み取れるため、触ることをあきらめました。
robbitというカードは一体何なのか、未だにわかりません。
そしてこのマシーン、これも何の機会が分らず、問い合わせ電話番号が大きく書いてあります。電車に乗ろうとするお客がわざわざこの電話番号に電話するのかと疑問が残ります。
切符を買うだけでも、非常に使いづらいタイの電車。東京メトロの訪日外国人思いは、さすがといった感じです。
WEBサイトのグローバル対応は、多言語化するだけでなく、お客様が何を知りたいのかを徹底的に考え抜く必要があります。やはり、商品を作り現地マーケティングをすると同様に、WEBサイト構築の前に、現地にはいり、お客様の気持ちを考える事が重要です。
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