爆買いする中国人旅行客を自店に引き寄せるには

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・中国国内で、口コミを使った集客を実施する

・日本への観光前に中国人は、買い物リストを作成します。その商品が日本のどのお店で買えるのか、中国国内の情報だけでなく、日本国内でも告知する

・日本国内ではWechat と連携させることにより、観光中の中国人に情報を簡単に届ける

今後も増え続ける訪日中国人

昨年の中国人の海外旅行者は1億人を超え、そのうち6000万人が韓国、台湾、香港、日本、タイなどのアジア諸国に
訪れている。日本を訪れる中国人は約200万人で、香港の4000万人、韓国の600万人と比べると数はまだ少ない。
しかし、円安や免税品目の拡大などが追い風になり、今後増加していくことは間違いない、実際今年1月には、23万人、
2月には36万人、3月は34万人、4月は41万人の中国人が日本を旅行しており、このままいくと、年間400万人は
越える可能性もある。

中国人はツアー旅行や自由旅行で日本に来るが、その比率は半分半分です。北京や、上海などの大都市からはリピーターとして
自由旅行に来る場合が多いが、初めて日本にくる中国人、特に内陸部の人はツアーで来ることが多い。2つの比率は変わることなく
どちらも増加しており、全体の数が多くなっています。

ツアーでくる中国人は、飛行機代や、ホテル代を安く抑えるかわりに、ほとんどのお金を買い物
つぎ込んでいく。そして、大量の商品を購入する "爆買い"に走るのだ。

"爆買い"の要因はもうひとつある。中国人の多くは、中国の転売業者などから日本の商品をネットで購入し、使った経験をもっている。
しかし、転売商品なので、日本で購入するよりも値段が高い。だからこそ、日本に来て "爆買い"するのだ。

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中国人のこうした消費動向を理解しているのがドン・キホーテだ。全店舗で中国版クレジットカード、ギンレイカードに対応しているほか、

まとめ買いする商品の事前注文を受け付け、用意しておくサービスを行っています。

Twitter に類似したサービス WEIBO のフォロワー数は3万人を超えており、クーポンの発行や、お買い得商品の情報発信などもおこなっています。

ドン・キホーテは百貨店や、ドラッグストアよりも安く様々な商品を取り扱う独自の存在として中国人には知られている。

 

店の所在地を分かりやすく伝える

もっともドン・キホーテは例外といえる。

中国は日本よりもネット上での情報交換が進んでおり、中国人は口コミに依存することが多い。しかし、口コミで商品名や、ブランド名は知っているが、それを購入する店についての情報を持たない場合がほとんどだ。

 

中国人は日本に来る際、何を購入するかを示した、買い物リストを持って日本にやってくるが、どこで買うかは決めていない。買い物リストによっている商品目当ての商品があれば、買う場所はどこでもいいという感覚だ。

 

こうした中国人を店舗に呼び寄せるために大切なことは、こちらからアプローチして中国人に情報を提供することだ。

情報をた流せばいいだけでなく、相手とコミュニケーションをとることを意識したほうが良い。

ソーシャルネットワークサービスであれば、フォロワーを増やしてフィードバックをねらう、または、アクセス数から中国人がどんなことに関心があるか、分析することもできる。

ちなみに、中国人の主要なコミュニケーションツールは、 WeChat が存在感を高めている。すぐに中国NO1のコミュニケーションツールになることが確実だ。

図2.jpg

 日本ではLINEが有名だが、LINEは中国国内ではほぼつかえないため、中国人を相手にコミュニケーションをとりたい場合は、Wechat は必須のインスタントメッセンジャーとなる。

Wechatは無料で、チャットや、通話ができる。コミュニケーション機能に加え、情報コンテンツもとても充実している。ガイドブックのような機能もあり、中国人はWechatを使いながら、日本を旅行しているのだ。

 

SNSを利用する中国人を集客するためには、どこに店があるかということも伝えることが重要だ。これはSNS上に地図を張り付ければいいということではなく、例えば、最寄駅からの道順を写真を使って詳しく伝えるといったことが必要だ。日本を訪れる中国人の誰もが、スマートフォンでWechatをみており、小さい画面では地図が見ずらい。また、既存のWEBサイトは日本人向けに作成されているため、中国人に向けたサイト作りをすることも必要である。

 どんなにほしい商品があっても、所在地までたどり着けなければ、爆買いの恩恵を受けることはできない。

また、商品をアピールするために、大量の文字がかかれているPOPは中国人にとって、理解することが難しい。

             *チェーンストアエイジ より抜粋 連載 チャイナトレンド 文氏

 

ドン・キホーテは、中国人の消費行動を非常によく理解している。

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前回、販促にはPOPを使うことを推奨した。

 

 ただ、今回は、日本ではじめてのWechatiBeacon を使った新たな販売促進ツールが登場している。

 

ごくらく株式会社は、訪日外国人に向けた、日本初のWechatiBeacon が連携したサービスを開始致しました。

店頭販促はもちろんのこと、中国国内での、ブロガーや、バナー広告、リスティング広告など、中国国内での集客に関してもワンストップでサポートしています。

 

お問い合わせ info@gokuraku.co.jp

 

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このページは、GOKURAKUが2015年8月 1日 18:34に書いたブログ記事です。

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