エアアジア機 急上昇して失速
LCCの代表格、エアアジア機が墜落した。
世界中で安さを売りに大躍進を続けているLCCの安全性に不安を抱く人も人も多くいるはず。
LCCと聞いてまず思い浮かべるのは、値段の安さ。飛行機は安全であるという前提が、消費者は感じているため、安全性に関しては、航空会社を選ぶ際それほど、ユーザーは重要視していないかもしれない。
今回は、エアアジアに実際に乗り込み、大手航空会社との違いをレポートします。
LCCが安い理由を消費者の立場で分析します。
エアアジア機 インドネシアで墜落
【1月21日 AFP】先月乗客乗員162人を乗せてジャワ海に墜落したエアアジアQZ8501便は、急激に高度を上げ、その後失速したと、インドネシア運輸相が20日明らかにした。
インドネシアのスラバヤを出発してシンガポールに向かう近距離フライトの予定だった同機は先月28日、嵐の中を飛行していたさなかに消息を絶った。
インドネシア気象庁は先に、悪天候が墜落の原因になった可能性があると発表。捜査当局は、一次報告書の公開に先立ち、同機のブラックボックスから得られたデータの解析を進めている。
同機の機影がレーダーから消える直前、機長は管制に対し嵐を避けるため上昇する許可を求めていた。しかし同域で他の複数の航空機も飛行中だったため、すぐには許可が得られなかったとされている。
イグナシウス・ジョナン運輸相は記者会見で、レーダーのデータを引用しながら「最後の数分間に、同機は通常よりも高速で高度を上げた」と説明し、「同機が出せる通常時の最高速度を超えるスピードで急上昇し、その後失速した」ことを明らかにした。
ジョナン運輸相の会見の前には、インドネシア国家運輸安全委員会が、ボイスレコーダー(音声記録装置)の一時的な解析に基づき、テロの可能性は排除し、人為ミスか機体の何らかの不具合が事故を引き起こしたとする見解を発表していた。同時に同委員会は、機体の主な部分の全ての動きを記録しているフライトレコーダー(飛行記録装置)に残っているデータについても分析を行っている。一次報告書は今月28日に公表される予定。(c)AFP/Olivia
格安な航空券を販売する AirAsia.COMは墜落事故を起こした後も、相変わらずの満員の状況のようです。
エアアジアが安い理由 (消費者が体感する)
①空港での受付が遠い。
成田空港でAirAsia搭乗の受付をしようと思うと、一番隅もしくは、専用カウンターまで歩く必要がある。
②飛行機に乗る際、バスで飛行機まで移動。また、出国手続きをしてから、搭乗口までひたすら歩く。
③ビジネスクラスがない。JAL,ANAなどの航空会社と違い、ビジネスクラスやファーストクラスがなく、すべてエコノミー席です。ただし、エコノミー席でも前方、後方でそれぞれ価格が違います。
④機内食がは別料金
⑤機内に、テレビ、ビデオ、ゲームなどのオプションがない。
⑥機内に広告がある。
⑦機内持ち込みは1個まで。超過の場合は、エキストラチャージ発生
よく日本の空港で中国人がカウンターで、カバン開けて荷物を入れ替えたりしたり、箱をその場に捨てていく光景を目にしたことがあると思いますが、理由はエキストラチャージを払いたくないためです。たまに怒号が聞こえたりするのは、追加チャージがかかるとは聞いていないと、怒っているからです。
⑧トラベルインシュアランスに加入は別途。
2015年3月11日の価格
結局いくらかかったかというと、タイ バンコクから、 インドネシア バリ島までは以下の通りでした。日本から、インドネシアへの航空チケット代は、大韓航空など使うと、燃油サーチャージャー含めて同じ時期で¥50,000ほどで行けます。いろいろとオプションをつけていくと、実は安くなかったAirAsiaでした。
Payment
Flight
1 Guest 8656.00 THB
Airport Tax 1265.00 THB
Sub Total 9921.00 THB
Services & Fees
1 x AirAsia Insure Return (1-10 days) 299.00 THB
2 x Check-In Baggage - up to 20kg 1200.00 THB
1 x Pick A Seat 750.00 THB
1 x Processing Fee 180.00 THB
Sub Total 2429.00 THB
Total Amount 12350.00 THB
Total Paid 12350.00 THB 日本円で約48,000円でした。
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