11.11は独身の日でした。今年は過去最高となる1682億人民元(約253億ドル/約2.87兆円)となり、貨物量は昨年の35%増の約15億個だったとのことです。
開始からわずか2分1秒で1130億円の売り上げとのことで、その結果には驚くばかりです。
今年は新しい試みとしてオンライン店舗のみならず、オフライン店舗を活用した流通を行ったようです。
通常ですと問屋や卸売業者が流通に入るところを、アリババが自社倉庫から国内の約60万店の小売店へ直接出荷するという話です。
小売店に利益を還元し、アリババが得たのは消費者の購買情報データです。
ビッグデータこそが資産といっているアリババらしく、情報・データこそが資産だと認識している証拠です。
オンラインだけではなくオフラインも活用したアリババのセールは過去最高の売り上げとなり、数十%の伸び率です。
どこまでも勢いが衰えないアリババグループ。
アリババグループの戦略を忠実に読み解き、中国人の購買行動をよく理解することが、中国向けのマーケティング戦略の第一歩です。
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