インバウンド、海外進出向けに動画を制作する6つのポイント

| コメント(0)


1.海外で暮らす人々や、訪日外国人の多くはスマートフォン利用。音声・ナレーションだけでなく、テロップも多言語化する。特にナレーションは、現地のナレーターを活用する

2.自動翻訳ソフトだけには、頼らない。国により特殊言語があります。発音記号がずれていることがあります。


3.現地の文化を理解したスタッフが制作する。


4.分かり易くユーモラスに伝える


5.制作会社に任せた、プロフェッショナル動画だけでなく、自分たちが制作できるような安価な動画コンテンツを増やしていく。


6.Youtuberという既に人気がある、タレントとコラボすることにより拡散を前提に制作する。


◆動画の普及に伴い、世界中で動画広告市場が急成長!

2020年のオリンピックを控え、訪日外国人は確実に増加していきます。それと同じように成長する市場が、動画市場です。2012年の国内動画市場と比べると、2017年には、なんと17.6倍に成長すると予想されています。

1 株式会社サイバーエージェントと株式会社シード・プランニングの共同による、国内動画広告の市場動向調査結果を参照しておりますhttps://www.cyberagent.co.jp/news/press/detail/id=9392&season=2014&category=ad

(参考:eMarketer

 欧米の動画市場は、2016年に9,000億円。2017年には、12,000億円にまで到達すると予想されています。

 

世界中で動画市場は活況となっています。

 

PCからスマホへのモバイルシフトが鮮明に!

 

画像参照元:http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2014/04/20140411.pdf を

 

facebook Twitter などのソーシャルメディアの動画対応。

IABによれば、スマホを使用するユーザーの42%がソーシャルメディアを経由して動画コンテンツを見ていることが分かっています。

 2015年の上半期には、SNS各社が動画の強化を相次いで発表しました。facebook 2015年動画投稿数が1年で75%増加し、毎日40億回以上も動画が閲覧されていると発表しました。Facebook傘下のInstagram2015年動画広告の導入を正式に発表しました。

 

◆海外向け動画制作で、インバウンド需要を一気に取り込む

日本国内のインバウンド市場激増は動画制作という施策により新しいプロモーションが実現します。今後海外向け、インバウンド向け動画を制作するにあたり、ごくらく株式会社が制作にあたり苦労した点を挙げてみます。

 

 

  1. 海外で暮らす人々や、訪日外国人の多くはスマートフォン利用。音声・ナレーションだけでなく、テロップも多言語化する。特にナレーションは、現地のナレーターを活用する。

     

    日本人だけでなく、訪日外国人の皆さんは、移動手段として、電車やバスという公共交通機関を使うことが多くなっています。公共交通機関では、スマホの音声を最大にすることはできないため、音量OFFにしていることが多いです。音声だけでなく、テロップも必ず作成しましょう。

    2.      自動翻訳ソフトだけには、頼らない。国により特殊言語があります。発音  記号がずれていることがあります。

今回制作した、動画はタイ王国の店頭販促用の動画です。WEBサイトに関しては、WovnというASPを活用します。

テロップに使用する日本語からタイ語への翻訳は、現地のスタッフに対応してもらいました。翻訳作業をしていてわかったのですが、タイ語は特殊言語といわれています。

 

雑誌、マニュアル、取り扱い説明書、ポスターなどの印刷物を製作する際、Microsoft Word や Microsoft Excel ではなく、DTPソフトウエア(InDesign,Photoshop,Illustratorなど)を使うことが一般です。しかし、日本語版と英語版のDTPソフトウエアはタイ語に対応していません。無理にタイ語を入力すると、問題なくタイ語らしい文章が表示されるように見えますが、実は次の2点で問題があり、タイ人のネイティブに違和感を与えてしまうのです。

 *声調記号浮きという問題タイ語を扱う際にやっかいなのが、「ワンナユック・ローイ(声調記号浮き)」と呼ばれる現象です。
タイ語は子音の上下左右に母音や発音記号が配置される構造になっているため、タイ文字をレイアウトする際にこの問題が発生しやすくなっています。

 改行位置のズレ

改行も、対処が難しい問題の一つです。タイ語版に対応していないソフトを使用すると、適切な位置での改行が施されないため、単語の途中で切れてしまいます。 さらにタイ語は単語と単語の間にスペースがないため、タイ語が読めない人には改行位置を見極めることができません。

 何が不自然な改行であるのか、まったくわからない状況が続き、制作サイドも苦労しました。

 

多言語化制作をする際は、まず、日本サイドでどのフォントを使用するか確定すること。 フォントを決めると、改行の不備がでる出ないということも事前に把握できます。

 

http://www.f0nt.com/

3.        現地の文化を理解したスタッフが制作する。

海外進出をする企業にとっては、現地化(文化、習慣)を徹底することは必須です。これは、動画制作においても同じです。現地の人間が何が良いと感じて、何が悪いと感じるのかは、海外に住む日本人には分かるものではありません。

4.        分かり易くユーモラスに伝える

一般的なマーケティングを同じです。インバウンド、海外向けに動画を制作する際は、まず、対象属性を明確にする必要があります。商品レビューを動画に組み込んでいます。企画コンテ制作段階では、よかったのですが、成果物ができて動画を見てみると文字が多いので、少しインパクトが少ないということになりました。

そこで同じイラストを使用していますが、日本人女性を大きくしてみました。

いかがですか?同じテロップでも、女性が前面にでるかどうかでイメージが全く変わります。

対象属性が何を見たいかということを考えて、動画を制作することはとても重要です。

5.    制作会社に任せた、プロフェッショナル動画だけでなく、自分たちが制作できるような安価な動画コンテン  ツを増やしていく。

 スマホの進化に伴い、動画制作アプリも無料で使用することができます。商品の使用方法などは、お手持ちのスマホで撮影しても十分な画質です。数多くの商品紹介を毎回、プロの制作会社にお願いするのではなく、できることは、少しでも自作で撮影することをお勧めします。コンテンツが多く作られれば、SEOの効果も格段に上がります。

6.    Youtuberという既に人気がある、タレントとコラボすることにより拡散を前提に制作する。

これは、あるサイトをメディア広告に出稿した時の、セッション数を表記しています。

見て頂ければ分かるとおり、広告を出稿した23日のみ大幅に、PVは増加しますが、その後

まったく、ユーザーに閲覧されていません。

 海外向け、インバウンド向けに動画制作を行ってとしても、ユーザーに見てもらえなければ意味がありません。

そのためには、既に、チャンネル登録数が多いタレントや、PRしたい国のユーザーがよく知っている人物を起用することがおススメです。

 テレビで活躍しているタレントと違い、YOUTUBEWEB上で有名な方のギャラは、比較的お安くなっています。

太田プロダクション所属の美魔女といわれる、水谷雅子さんは実は中国で大人気のタレントです。中国向けの動画制作には、ぜひ、おススメします。

 

 

海外向けや、インバウンド対策に今後動画制作はマーケティングとしてなくてはならないツールになることは間違いありません。 

 

ごくらく株式会社は、海外進出向け、インバウンド需要向けに、動画制作を行っています。

タレントのキャスティングから、海外の多言語化までワンストップで対応しています。

 

お問い合わせ

ごくらく株式会社 丹羽まで

info@gokuraku.co.jp

このページを友達に送る

アーカイブ

このブログ記事について

このページは、GOKURAKUが2015年8月14日 14:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「日本初!インバウンド集客ツール!日本人が知らないWeChat(微信)、テンセントの凄さ!」です。

次のブログ記事は「中国のWEBサイトで紹介された、日本で買わなければならない12の神薬」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。